山形県鶴岡市の恒例行事「赤川花火大会」は、2024年に31回目を迎えます。地域の風物詩だった花火大会を復活させて開催されたのが、赤川花火大会の始まりです。

2020年以降は新型コロナウイルスの影響で中止や規模の縮小が行われましたが、2023年に第30回赤川花火記念大会が開催されました。毎年テーマを設定して行われ、約1万2,000発もの花火が打ち上げられます。

赤川花火大会の無料観覧エリアは、事前抽選に申し込む必要があります。2023年には「応援席」と名前が変わり、運営協力金を任意で支払う形となっています。有料観覧席もいくつかの種類があり、バス会社「WILLER」やチケット会社「イープラス」の特別観覧席も2023年には販売されました。

また、最前列で花火を観覧できるさじき席や椅子に座って楽に観覧できるパイプ椅子席など、シートタイプもさまざまです。

東京から発着するバスツアーもあり、県外の人など、土地勘がない人でも安心して参加できます。ツアー代金には観覧席も含まれており、山形県内の高級ホテルで宿泊できるプランもあるため、ロマンティックな花火旅を楽しめるはず。

赤川花火大会では、十号玉という大型の花火を使った迫力たっぷりな「尺玉ファンタジア」が楽しめます。また、音楽と花火のコラボが自慢の「ミュージックステージ」も見どころのひとつ。

過去にはアニメとコラボした花火やシートもあり、さまざまな世代の人たちが満喫できる花火です。