■『太宰府天満宮』と『筥崎宮』に新春参拝！ 昼食は『博多はねや総本家』にて「旬彩膳」をどうぞ。

■全国天満宮総本宮『太宰府天満宮』

学問の神様でおなじみの菅原道真公をお祀りする「太宰府天満宮」。天神振興の聖地・全国12000社の天満宮の総本宮です。太宰府天満宮には、受験生をはじめ自らの道を極めたいと願う方々が多く訪れます。道真公の確固たる芯を持ちつつ、広く知識を求める学問への姿勢は、「和魂漢才」という言葉で表現されます。すなわち大陸をはじめとする世界に広く知を求めつつ（漢才）、それを日本ならではの方法で調和させ活かしていく（和魂）ことに、学問の真髄を見ておられました。また、国史の編纂にも取り組まれ、教育にも力を注がれ、学問を通して人づくりに取り組まれました。自分のための「勉学」を、社会のための「学問」へと発展させた道真公の御功績と真摯なお姿は、後世の人々をおおいに惹きつけ、学問の神様としての篤い信仰に繋がっています。

124年ぶりの"令和の大改修"に伴い完成した『仮殿』は、改修期間3年間限定！この機会に新春参拝はいかかでしょうか♪

■『博多はねや総本家』

昼食は『博多はねや総本家』にて「旬彩膳」をどうぞ。

■日本三大八幡宮『筥崎八幡宮』

日本三大八幡宮の一つの筥崎宮。創建時期については諸説ありますが、延喜21年（921年）に神のおつげにより醍醐天皇は「敵国降伏」の宸筆を下されました。大陸、玄海灘に面して壮麗なお宮が建立され、延長元（923）年に大分宮（穂波宮）よりこの地に遷座されたといわれています。

「敵国降伏」の宸筆は、それ以後の天皇も納められ、特に文永11年（1274年）の蒙古襲来（元寇・文永の役）で炎上した社殿の再興にあたり、亀山上皇が納められた事跡は有名です。現在の楼門には、文禄年間に筑前領主・小早川隆景が楼門を造営した際、亀山上皇の御宸筆を拡大模写したものが掲げられています。境内には、東公園に建つ「亀山上皇銅像」の原型となった木彫像も奉納されています。

この地は大陸に近く、海外との交流の門戸であり護国の要衝でもありました。蒙古（もうこ）襲来（元寇）のおり、俗に云う神風が吹き未曾有の困難に打ち勝ったことから、『厄除・勝運の神』としても有名です。後世は足利尊氏、大内義隆、小早川隆景、豊臣秀吉、福岡藩初代藩主黒田長政、以下歴代藩主など歴史に名だたる武将が参詣、武功・文教にすぐれた八幡大神の御神徳を仰ぎ筥崎宮は隆盛を辿りました。現代では、プロスポーツ関係者も祈願に訪れています。厄除け（厄祓）・家内安全・合格祈願・商売繁盛等の御祈願もされており、御祭神は、応神天皇を主祭神として神功皇后、玉依姫命がお祀りされています。